「テンション」と「モチベーション」の違い
モチベーションアップの法則

「テンション」と「モチベーション」の違いとは?

テンションとモチベーション

「テンション」と「モチベーション」の違い、よく混同してしまうので整理しておきましょう。 

テンションとは、その瞬間の気分や気持ちの抑揚のこと。
そして、ハイテンションとはある種の興奮状態のことです。

一方、モチベーションとは、やる気や動機といった心の状態のこと。ふつふつと内側から湧いてくるようなものです。

つまり、「テンションが高い」のと「モチベーションが高い」のはよく考えるとやっぱり違うということです。

スポンサーリンク

テンションは上がりやすく下がりやすい

まだまだ違いがわかりづらいかもしれません。もう少し詳しく見てみましょう。

テンションは、外的な影響を受けやすく比較的簡単に上がったり下がったりします。

「好きな人に話しかけられた」「くじ引きが当たった」「街中で好きな曲が流れてきた」・・・、こういったちょっとしたことでもテンションは上がります。
また、好きなアーティストのライブやパーティなど、特定の場所に行けばすぐにテンションが上がる人も多いかもしれません。

でも、そのライブが朝までオールナイトで、ずっとハイテンションなものだったら、きっとグッタリ疲れ果ててしまうでしょう。「ちょっと休憩したい」と思うはずです。ハイテンションはあまり持続できないからです。

また、「大事な洋服が汚れた」「ちょっと頭が痛い」・・・、そうしたちょっとしたことでもテンションというのはすぐに下がってしまうものです。

テンション上がれば勢いが出る

会社によっては、朝礼などでテンションを上げるための試みがなされているところがあります。
学習塾や居酒屋などでも全員集まって声を出すなどテンションを上げる仕組みを導入しているところがあります。 

テンションが上がると、活動的になり勢いが出ますから、使い方によっては非常に有効です。

何かを始める時、勢いを出したい時、喜びなどの感情を増幅したい時などです。

テンションを上げたいのか?モチベーションを上げたいのか?

ただし、テンションとモチベーションを混同していると、おかしなことになる場合があります。

本当はモチベーションを上げたいのに、テンションばかり上げているような場合です。
確かにテンションは上がりますが、テンションというのはすぐに下がってしまいますから、なにをやってもモチベーションが上がらないと勘違いしてしまったりします。 

組織やチームでそうした仕組みを導入している所は気をつける必要があるかもしれません。
「うちの社員はなにをやってもモチベーションが上がらない。。。」なんて嘆いてる経営者は導入してる仕組みが悪いのかもしれません。

目的意識といったモチベーションに繋がるものがないのにテンションだけ上げたとしても、

「よーし!やるぞーーー!!!」
「で?何を?!」

となるのがオチです。

テンションは瞬発力、モチベーションは持続力

さて一方、モチベーションはそれほど簡単に上がり下がりしません。
その代わり、モチベーションが上がれば持続的な活動のエネルギーになります。

例えば、スポーツ選手が厳しいトレーニングに耐えるには、テンションを上げるだけでは不十分で、高いモチベーションが必要となるでしょう。

同じように、登山家はあまりテンションを上げるとすぐ疲れてしまいますから、静かに闘志を燃やして困難を乗り越えて行きます。

テンションとモチベーションの違いが見えてきたでしょうか?
わかりやすく例えるなら、テンションは着火剤、モチベーションは薪(まき)のようなものです。

テンションだけで乗り切ろうとするのは危険

さて、最後に一つ注意しておいた方が良いことがあります。

そこにモチベーションがないのにテンションを上げて無理矢理頑張り続けないことです。何かをテンションだけで乗り切ろうとしないことです。

先ほど書いたように、テンションには瞬発力はあっても持続力はありませんから、それだけで何かをやろうとすると無理が生じてきます。

車なら、ガソリンが空だったり、エンジンが温まってないのに無理やりアクセル踏むようなものです。やりすぎると故障に繋がります。
人間なら、いわゆる「空元気」といった状態で、ずっと無理を続けていると体を壊してしまう恐れがあります。

時には無理してでもテンションを上げた方が良い時もありますが、もし無理して頑張ったなら、ちゃんと休養もセットにするよう心がけましょう。
テンションとモチベーション、うまく使い分けていければ大きな力になります。
ちょっと、意識してみてください。

この記事が気に入ったらいいね!で最新記事をお届けします。