ISFJとINFJの相性

相性：普通（★★★☆☆）

似ているようでかなり違う

この二つのタイプは、責任感が強く他人に対する思いやりを重視する点などが共通しています。

一見似たもの同士のため、当初は話が合うかもしれません。
得意なポイントや、つまずくポイントも似通っているので、共感し合うことも多いはずです。

しかし、実は似ているようで物事の捉え方や感じ方はかなり違ってます。

一緒にいる時間が増えてくると、「あれ？この人なんであんな行動するのかな？」と疑問に感じる場面も出てくるでしょう。

もともと興味関心が似通っているものの、物事に対するアプローチの仕方は全然違うのです。

したがって、同じ目標に向けて協力しようとすると、その違いがより顕著に現れてくるでしょう。

相手のやり方に納得できず、「自分のやり方に固執する頑固者」だと感じるようになるかもしれません。

また、この関係性では二人が対等の間柄であれば良いのですが、どちらかが優位となった場合にはトラブルが発生しやすい傾向があります。

似通った部分がぶつかり合ってしてしまうのです。

そんな時は、少し距離をおく必要があります。

適度な距離を保ち、違いを理解した上でお互いの長所を認め合えば、色々と話し合える良き友人になることができます。

もともと興味関心のありかが似通っているのですから。

ISFJとINFJの恋愛の相性

ISFJとINFJの恋愛の相性は決して悪くないです。

ISFJは、安定と安心感を重視し、相手を献身的に支える恋愛タイプ。伝統やルールを大切にし、長く信頼関係を築きたいと考えます。
INFJは、深い精神的なつながりを求め、価値観や未来を共有できるパートナーを理想とします。感情表現は控えめながらも熱い思いを秘めています。

ISFJは、INFJの深い思考や未来志向の話に感銘を受け、精神的な繋がりを感じることが多いです。
INFJは、ISFJの献身的なサポートや日常の細やかな気遣いに惹かれるでしょう。

初対面はどちらも慎重ですが、相手の内面に興味を持ちやすい組み合わせです。
そして、お互いに「安心できる居場所」として相手に興味を持ちます。

しかし、この二人の恋愛はやや始まりにくい傾向にあります。
おそらくINFJの頑張りが必要になりそうですが、時間をかけて信頼を築いていけば、気づいたら自然に特別な存在になっているということが多いでしょう。

恋愛が始まれば、お互いのことを大切にする穏やかな時間を過ごすことができるはずです。お互いのことをゆっくり語り合える時間を持つことがおすすめです。

ただし、どこかで考え方の違いから相手への不信感が出てきた時には、本音で話し合うことが必要になるでしょう。

ISFJは現実的で細かいことに気を配る一方、INFJは理想や将来を見据えています。
そのため、現実志向と理想主義のズレが生じることがあります。

また、どちらも感情を深く抱え込みがちで、思っていることをあまり言葉にしないため、コミュニケーション不足による誤解も起きやすいです。

違いを尊重し、本音を少しずつ伝え合うことができれば、静かな信頼で結ばれたパートナーになることができるでしょう。

そこでは、ISFJの献身的なやさしさがINFJの理想を支え、INFJの未来志向がISFJの安定感に新たな視点をもたらすでしょう。

ISFJとINFJの友達としての相性はまずまずです。

両者ともに控えめで繊細なため、無理に自己主張をせず、自然体でいられます。

似たような雰囲気を持っているため、お互いに親近感を持つでしょう。
話していてもそれは感じられるはずです。

共通した関心ごとがあれば、有意義な意見交換ができるでしょう。

INFJはISFJの誠実さと細やかな気配りに癒され、ISFJはINFJの洞察力や精神的な深さに刺激を受けます。

ただし、仲良くなるにつれお互いの違いが明らかになってくるでしょう。

もっとも、それは悪いことではなく、この二人なら相手のことを気遣いながら上手くやっていくことができるはずです。
無理せず「今ちょっとしんどい」と言える関係を築くと、とても優しく居心地のよい友情が続いていくでしょう。