あなたから搾取しようとする
「クレクレ星人」という存在
なんでもすぐに他人に頼み事やお願い事をしてくる人がいます。
もちろん、人間は助け合いが大切ですから、困った時はお互い様です。私たちは、これまでも、これからも助け合あうことで生き残っていくのです。
しかし、中には都合よく他人を利用しようとする人がいます。 自分は何も与えないくせに、自分だけ一方的に利益を得ようとする人たちです。
そういった人のことを「クレクレ星人」と呼びます。「あれもクレ、これもクレ」というわけです。
クレクレ星人の特徴
「クレクレ星人」とは、例えばこんな人たちです。
- 「(自分ではろくに調べずに)これの大事なポイントだけわかりやすく教えてくれない?」といつも調子の良いことを言ってくる。
- 「得意なら私の分もやっておいてくれない?」と都合よく人を使おうとする。
- 「これ、もうあまり使わないんでしょ。じゃあもらっていいよね」と相手の善意を引き出そうとする。
といった具合です。
「クレクレ星人」は、人に何か頼み事、お願い事をするくせに、自分からは何も提供しようとしません。
自分が得する時だけ都合よく近づいてきて、用が終わればサッサと帰ってしまいます。要するに、相手に対する感謝や恩義をあまり感じていないのです。
それが問題なのです。
……困ったときはお互い様の関係性じゃないわけです。
彼らは自分が他人から時間や労力を搾取しているということに気付いていません。 だから、正当な対価を支払う気がないのです。
対価とは、必ずしもお金である必要はありません。感謝の気持ちを何かしらの形で示すだけでも、それが伝われば相手は報われるでしょう。
でも、「クレクレ星人」はそうした対価を支払ってくれないのです。
言葉は悪いですが、自分勝手でケチな性格なのです。
クレクレ星人の実態
親しい間柄であれば、相手からの要求もある程度は我慢できるでしょう。
しかし、それにも限界があります。
いつまでも一方的な奉仕を続けられるわけではないのです。
ましてやそれが見ず知らずの他人であれば言わずもがなです。
私自身、ネットを通じて見ず知らずの人からメッセージをもらうことがあります。 そして「自分のブログを(タダで)宣伝してくれ」「直接会って(タダで)詳しく教えてくれ」という依頼をたまに受けます。
こういう人と付き合っていると、時間だけでなく精神エネルギーも疲弊してしまいますから注意しておかないといけません。
以前は私も自分を頼ってくれた人の期待にはなんとしても応えたいと考えていました(今も基本的にはそう考えてはいます……)。
しかし、気付けば「クレクレ星人」に一方的に奉仕ばかりしていて、自分が疲弊しきっていたことがあります。
「クレクレ星人」は、相手が与えてくれる人だとわかると、次々と要求を出してくる傾向があります。
そして、限界になって要求を断ると、「今までやってくれたのに、もうやってくれないの?ケチな奴だな」などと言ってくるのです……。
一方的な関係は続かない
世の中がすべて「ギブ・アンド・テイク」で成り立っているわけではありませんが、自分が「テイク」することばかり考えていて「ギブ」の気持ちがない人も中にはいるのです。
「クレクレ星人」に、あなたの時間と労力、そして精神的エネルギーを奪われないように、くれぐれも気をつけてください。
そしてもちろん、自分自身が「クレクレ星人」にならないために、相手が何かしてくれたら、感謝の気持ちを表すのはもちろん、それを何か態度や行動で示すことも忘れないでください。
人間はそうやってお互い助け合う事で生きてきたし、これからもそうして生きていくのですから。
クレクレ星人と関わって疲弊した体験談
最後に私の体験談を書いておきます。
これは昔の話ですが、久しく会っていなかった知人から久しぶりに連絡があり「今度独立する」と伝えられました。
そして「そうなんだ。おめでとう!」などと話していると、「お前ホームページ作れるんだよな?」と聞いてきたので、「一応作れるけど」と答えると「じゃあうちのも作ってくれない?簡単でいいから」と頼んできました。
私は独立に当たってお金もかかってるだろうし、お祝いの代わりとして良いかと思い、それを受けることにしました。
もちろん無料です。
「今度焼肉おごるからさ」と言ってくれたので「まぁそう言ってくれるなら」とも思ったのです。
しかし、いざ作り始めてみるとかなり高いレベルのホームページを要求されました。ボリュームも多い上に細かな部分まで何度も修正を求められたので、私はかなりの労力を注ぎ込むことになってしまいました。
でも、結局そのホームページからの受注も結構あったようで、事業は最初から順調に進んだようでした。私はまぁそれなら良かったと思いました。
(ちなみに、奢ってくれると言っていた焼肉は、結局ファミレスになってしまいました……。)
しかし、その後もことあるごとに更新作業をお願いされ、コンピュータの不具合などがあるとその都度連絡してくるようになりました。
私はいい加減疲れてきてしまいました。
自分は善意で全て受けていたのですが、彼は私のことを都合の良いカスタマーサポートだとでも思っているんじゃないかと感じていました。
私は自分の時間と労力を搾取されているような感覚を持ちました。
そしてそんな中、彼は私にこう言ってきました。
「今度うちのサービス使ってよ。料金は〇〇円でやってるから」
私の方は無料なのに、自分は正規料金取るんだ?
思わず耳を疑いましたが、彼はなんら悪びれる様子もなく……。
しかも、彼の事業はうまくいっていてお金に困っているようには見えなかったのです……。
そうなると、もはや私もやる気を失ってしまい、彼からの依頼を渋るようになっていきました。
そして少し経ったある日、別の友人から彼が「あいつは頼んでも全然やってくれない」と言っていたと聞きました。
私はショックを受けましたが、もうその人と関わるのはやめよう、そして、軽々しく善意で仕事を受けるのはやめようと心に決めました。
きっとこれと似たようなことは多くの人が経験していると思います。
それを教訓として次に活かしていきましょう。
クレクレ星人は、あなたの周りにもきっといます。
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