Ikigai(生きがい)〜4つの構成要素

以前、「Ikigai」という図がSNSで話題になりました。
(上の図はそれを日本語に訳したもの)

どうやら元々はアメリカ人が作った図のようですが、日本語の「生きがい」という概念を4つの構成要素で表したものです。

つまり、この4つが合わさったところに「生きがい」があるというわけです。

なかなかつかみ所のない「生きがい」という概念を、わかりやすく構造的に示してくれているので詳しく解説していきます。

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目次

Ikigai(生きがい)を構成する4つの要素

これによると、「生きがい」を構成する要素は次の4つ。

そして、これらのうち2つが重なった部分に関しては次のように定義しています。

4つ全てが重なると「生きがい」となる。

好き × 得意 × 稼げる × 必要とされる = 生きがい(Ikigai)

なるほど〜、という感じです。

Ikigaiの図からヒントをもらう

もちろん、これは生きがいの一つの理想形をわかりやすく図式化してものに過ぎません。

実際には、「生きがい」というものは非常に個人的なものですから、人それぞれ自分で試行錯誤し模索していかなければならないものです。

しかし、この図はそこを目指すために多くのヒントを与えてくれることでしょう。

例えば、世の中には「好きなことをしよう」というメッセージがあふれていますが、現実的にはそれだけでは何かが足りないと感じることも多いはずです。

「人の役に立つことをしよう」「稼げれば良い」といったことも同様です。

何か一つだけを求めていると、たとえそれが満たされたとしても、たいてい「何かが足りない」「どこか満たされない」といったことになるわけです。

その理由はこの図が示す通りです。

ところが、複数のものが重なると「生きがい」に一歩近づくことができます。

例えば、「好き」と「必要とされる」が重なるところには「使命」があります。
「生きがい」と言うには少し足りないけれど、それは「使命」と呼べるものだというわけです。

この要領で、「生きがい」4つの構成要素のうち2つが重なる部分では次のようなものが立ち現れます。

2つが重なるものを見つけられれば一般的にはかなり幸せな人だと思いますが、この方法で「好き × 得意 × 稼げる × 必要とされる」4つ全てが重なると「生きがい」になります。

ここまでのものに巡り合えたら、それはもう本当に素晴らしいことです。

最後に

もちろん、個人的な「生きがい」というものに正解があるわけではありませんが、そこを目指すための一つの指針として、自分の生きがいを見つけるためのフレームワークとして、この図は大いに利用価値があるでしょう。

これをもとに自分の「生きがい」を模索してみてはいかがでしょうか。

何かが足りないと感じていたのなら、何が足りていなかったのか、この図から探ってみてはどうでしょうか。

きっと、何かしらの発見があるはずです。

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カテゴリ モチベーション理論
 タグ  仕事

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