うまくいかない時、お決まりの4パターン

仕事も恋愛もいつも順風満帆とはいきません。 うまくいかない時だってあります。いや、むしろ人生はうまくいかない時の方が多いかもしれません。
何かがうまくいかない時、人にはお決まりの4パターンがあります。
a.「なんだ、つまんねーの!!」と言ってやめる(現実逃避)
b.「どう考えてもおかしいだろ!!」と憤る(他責モード)
c.「うまくいくまでやってやる!!」と逆に燃える(チャレンジ精神)
d. 結果を気にせず淡々とやり続ける(職人気質)
むろん、成功する人はやっぱりcかdです。 aとbは現実逃避的で、ほとんど問題解決に繋がりません。
a(現実逃避)とb(他責モード)の人は、被害者意識に悩む人々であり、自分のうまくいかない原因を周りの人や環境のせいにする思考の癖があります。 まず相手が変わることを要求し、問題は自分以外にあると考えているわけです。
一方、c(チャレンジ精神)とd(職人気質)の人は、困難を、克服する喜びまたは成長の糧と捉えます。 自ら進んで困難に挑戦するだけでなく、それを糧にしてどんどん成長していこうとする、しなやかなマインドを持っています。
心理学者のヴィクトール・フランクルは次のように語っています。 「人間が本当に必要としているのは不安のない状態ではなく、価値ある目標のために努力することである」
つまり、人は困難に立ち向かい、それを克服することで充実感を得るのであって、全てが満たされていることが必ずしも幸せではないというわけです。
リフレーミング
とはいえ、物事がうまくいかない時は心が折れてしまいがちです。 克服不可能だと思われる困難を前にして、気力を振り絞るのは簡単ではありません。 そんな時は、リフレーミングという手法が役に立ちます。
リフレーミングとは、出来事そのものを変えるのではなく、出来事の意味づけを変えることによって、そこから引き出される自分自身の反応を変えようとするものです。
例えば次のような感じです。
失敗は自分の評価を下げるもの → 失敗は学び成長するためのもの
自分は他人より劣っている → 自分はまだ成長の余地がタップリある
自分には向いてない → 自分の強みを発揮できる所はどこだろう?
前者は「うまくいかないこと」に焦点を置いているのに対して、後者は「うまくいっていること」に焦点を置き、それを強化していこうとしています。
人はたいてい自動的に「うまくいかないこと」に目がいってしまうものです。 しかし、意識的に「うまくいっていること」に注目するのが「リフレーミング」です。
これによって、出来事の解釈が変わり、気力も湧き出てくるというわけです。
うまくいかない時どうする?
とはいえ、気持ちだけ切り替えても、うまくいかない現状は好転しません。 通常結果にはそれを生み出す原因があるものです。
うまくいかないのであれば、何かやり方が間違っていたと考えるのが妥当です。 それまでと同じことを繰り返して違う結果を望むのは無理があります。 うまくいかないのであれば、何かやり方を工夫するしかないでしょう。
諦めずに何度でも何度でも……。
他人が変えてくれる、または状況が改善するのを待つだけでは、たいてい物事は好転しません。
まとめ
人生において、誰だって何事もうまくいかないことだらけです。 違いは、そこでとどまるか、前進していくかだけです。
リフレーミングによって、出来事の解釈を変え、行動できる自分に生まれ変わっていきましょう。 現状を打破して人生を好転させるには、やっぱり行動するしかないのですから。
これができれば、仕事や恋愛だけでなく、人生全体が好転していくことを実感できるでしょう。
どんな大きな流れも、きっかけは一人の小さな行動から生まれます。 もしあなたが「自分には大したことなど出来ない」と思ってしまったら、 それは世界にとって大きな損失となるのです。
(ダライ・ラマ14世)
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