「目標を紙に書くと実現する」は本当か?

巷に溢れる成功法則の一つに「目標を紙に書くと実現する」というものがあります。

なんでも、多くの成功者は実際にそれをやっているんだとか。 中には、それを部屋に貼ったり、持ち歩いたりしている人もいるといいます。

目標を紙に書けば実現する ──
これ本当でしょうか?

結論から言うと……ほぼ本当です。
少なくとも私はそう思っています。

正確に言うと、「目標を紙に書くと実現する可能性が格段に高くなる」ということになるでしょう。

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目次

目標を紙に書いた生徒は年収が10倍

ハーバード大学で行われたアンケート調査に興味深いものがあります。 「目標を紙に書き留めているかどうか」についてのものです。 その回答は次のようなものでした。

優秀な生徒が集まるはずのハーバード大学の学生ですら、明確な目標を持っていたのは16%に過ぎず、それを紙に書いていたのは3%に過ぎませんでした。

さらに、彼らに対する10年後の追跡調査の結果は驚くべきものでした。 そこで明らかになったのが次の2点です。

もちろん、だからと言って目標を紙に書けばそれが実現するとは限りませんし、10年後に収入が10倍になるとも限りません。

目標を紙に書いたことと収入の因果関係もハッキリはしていません。

しかし、このちょっとした差が大きな違いを生んだことは確かです。少なくとも、成功する確率が格段にアップすることは間違いないと言えるのではないでしょうか。

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目標を紙に書くと実現するのはなぜか?

理由を詳しく書くと、本一冊分くらい書かなくてはならなくなりそうなので、ポイントだけ書きます。

この2点です。少し解説します。

1、目標を紙に書くと「何をしたいか?」がハッキリする

先ほどのアンケートにもあったように、目標を明確に持っている人というのは実はかなり少ないのです。 「いつかお金持ちになりたいなぁ〜」とか、「将来イタリアに行ってみたい」などと考えている人は多いのですが、それは単なる願望であって明確な目標ではありません。

明確な目標とはもっと具体的なものです。

例えば、「3年後に年収1千万円を稼ぐ」とか、「1年後にイタリアを2週間旅する」といったものです。 そこまで具体的な目標を持てれば、それだけで実現する可能性はずいぶん高くなります。

2、潜在意識にセッティングされる

「書く」という行為そのものが、それを潜在意識に刷り込む効果があります。 そしてそれを何度も目にすれば、その度に自分の目標を思い出すことができます。 それを繰り返していけば、その目標がどんどん自分の心の中に刻み込まれていくわけです。

人間は忘れっぽいですから、そうでもしなければすぐに自分の目標を忘れてしまうのです。

そうして常に自分の中にその目標のことがあれば、そこへ向けてアンテナが立ちます。 関連した情報に目がいくようになり、自分も目的地へ向けて少しづつ動き出すのです。

ポイント

目標を紙に書く上でおさえておくべきポイントは、次の2つです。

正解はありませんから、細かなやり方は自分なりに模索していくと良いでしょう。

私自身、紙に書いた目標は数年後にほとんど実現しました。 やってみようと思った方は是非やってみてください。

なんと言ってもこの成功法則の良いところは、お金も時間もほとんどかからないことです。誰でも今すぐ実践できます。

うまくいけば、数年後にその効果を実感できるでしょう!


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