通勤時間が長い人ほど幸福度が低い
通勤時間が長い人ほど幸福度が低い ── 。
つまり、通勤時間と幸福度には因果関係があるということが、様々な調査によって明らかにされています。
通勤時間が20分を超えると、肉体的にも精神的にもストレスを感じ、仕事に対するモチベーションも下がるのだそうです。
ちなみに、首都圏に勤務するサラリーマンの通勤時間は平均58分。 通勤だけで、かなりのストレスを受けていることがわかります。
通勤時間と幸福度に関する調査結果には次のようなものもあります。
- 通勤に1時間かかる人が、職場に歩いて通える人と同程度の満足度を得るためには、その人より40%多くの収入を得なくてはならない。
- 通勤時間が20分増えた場合の幸福度の低下を相殺するためには、収入が3分の1増える必要がある。
- 通勤時間が45分以上の人はそうでない人に比べて、離婚率が40%高くなる。
これらの調査結果から、予想以上に通勤時間が幸福度に影響していることがわかります。
多少収入が下がったとしても、通勤時間が短い方がトータルの幸福度は高くなる可能性が高いということを頭の片隅に置いておきましょう。
通勤のストレスの原因
もちろん、徒歩や自転車で通勤する人は、バスや電車通勤の人に比べてストレスが少なくなりますから、単純に時間だけで計算できるわけではありません。 通勤のストレスは主に次の2つから来ます。
- パーソナルスペースを確保できないストレス
- 自分ではコントロールできない状態に巻き込まれるストレス
つまり、徒歩や自転車での通勤は比較的ストレスが少ないのです。
一方、満員電車での通勤は、多くのストレスにさらされ、ただひたすら我慢する時間と言っても良いでしょう。
通勤で意志力を使い果たす
我慢する時間は、その人の意志力を消耗します。
ですから、通勤時間が長い人は、本来仕事やプライベートで発揮するべき意志力の大半を通勤で使い果たしてしまっている、というわけです。
そうなると、仕事でもプライベートでも大事な所で本領が発揮できず、幸福度も下がってしまうという悪循環にハマりやすいのです。
まとめ
通勤時間の理想は20分程度とされています。
幸福度との関係性を考えれば、それを超える通勤時間はできる限り短くしたいものです。
ちなみに、ラッシュの時間帯を避けるなど、通勤の質を上げることも幸福度のアップにつながります。
意志力は有限であり、1日のうちに発揮できる量は決まっています。
仕事や人間関係など、大事なところで使えるよう、自分の貴重な意志力を通勤で消耗し過ぎないように工夫していきましょう。
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