ESFPとINFJの相性

ESFPとINFJ の相性を詳しく解説。
恋愛や友人としての関係性についても紹介します。

相性：特殊

監督と選手のような関係

この二人は、監督と選手のような上下のある関係性になりがちです。
一方がもう一方の人を監督するような立場になるのです。

監督側の人（ESFP）にとって、選手側の人（INFJ）はとにかく気になる存在です。

なぜなら、監督は選手の短所や苦手な部分がよくわかるからです。
それは得てして自分の得意分野なのです。だからその部分でもがいている人が気になってしまうのです。

そして親切心から、どうしてもアドバイスしたり援助したりしたくなります。

もちろん良かれと思ってやっています。
でも、そのやり方が管理的で、口やかましく強引になったりしてしまうことがあるのです。

そしてそれが監督の自己満足である場合、選手側の人は監視されているように感じるようになります。

その人といると、変な緊張感すら感じるようになるかもしれません。

そうした関係性が出来上がってしまうと、選手は監督の顔色を伺いながら行動するようになります。

しかし、いくら頑張っても監督が褒めてくれることはほとんとありません。
たいてい監督は選手のことを過小評価しています。

なぜなら、監督にとっての得意分野が選手にとっての苦手分野なので、その部分に関しては力量の差があるからです。

やがて選手はこの管理的な関係性にストレスを感じるようになり、距離を取ったり、第三者に不満を漏らすなどの打開策を画策するでしょう。

しかし、それでも監督の選手に対する関心は消えることはなく、何かと口を出してこようとするのです……。

この関係性は、このようなアンバランスなものになりやすいということを認識しておきましょう。

それが適度なものである場合は有益な関係ですが、行き過ぎた関係性が結ばれないように気をつける必要があります。

ESFPとINFJの恋愛の相性

ESFPとINFJの恋愛の相性はまずまずです。

ESFPは「今この瞬間を一緒に楽しめること」を重視する恋愛タイプ。好意があれば行動で示し、愛情もストレートに伝える傾向があります。
一方INFJは、相手の深い内面や価値観に共鳴できるかを重視し、「一緒に成長できるか」「精神的に通じ合えるか」が恋愛の鍵。

対照的な気質を持つこの二人。恋愛に対するアプローチやペースもまったく異なりますが、だからこそ惹かれ合うケースもあります。

INFJが心を開くのに少し時間がかかる一方で、ESFPは自然体で接し、少しずつ距離を縮めていきます。
気づいたら、お互いに「この人だけには素直でいられる」と思えるような特別な存在になっている、というような展開が多そうです。

デートは、ESFPが得意な賑やかな場所やイベントも良いですが、INFJのペースも考えて「静かなカフェでじっくり話す」「自然の中をのんびり散歩する」などもおすすめ。
お互いの得意な“楽しみ方”を交互に体験すると絆が深まります。

この二人の場合は、基本的にはESFPがリードする形になるでしょう。
しかし、それが一方的になるとぶつかり合うことになってしまいます。

ESFPは感情のままに行動するタイプで、感じたままに伝えることを大切にしますが、INFJは内面でじっくりと考えてから言葉にするため、反応がゆっくり。
そこで、すれ違いや誤解が生じてしまうこともあります。

INFJが静かすぎる時やESFPが暴走気味な時は、リズムが合わなくなるため歩調を合わせる意識が必要です。

そうした違いをお互いに尊重し合い面白がることができれば、お互いにないものに惹かれ合うとてもバランスの良い関係になります。

にぎやかな楽しさの中に静かな優しさがあり、穏やかでいながら刺激的でもある――そんな「お互いの世界が広がる関係」が理想です。
正反対だからこそ、ぴったり重なることができる不思議な相性です。

ESFPとINFJの友達としての相性は悪くないです。

最初は会話やノリがかみ合いにくく感じることもありますが、ESFPの前向きさや柔軟さにINFJが勇気づけられ、INFJの深い話や独特の世界観にESFPが新鮮な驚きを感じるでしょう。

この二人は他人に合わせることができるので、良い関係を築けるはずです。友達としては悪くありません。

異なる価値観を持ちながらも、お互いを補い合える魅力的で刺激的な関係です。
ESFPが「明るさ・行動力・社交性」を持ち、INFJが「洞察力・共感力・深い思考」を持つため、自然と役割が分かれ、支え合う形になりやすいです。

また、この二人はお互いに「自分にないもの」を持っているからこそ、相手から学ぶことができます。
意識しておくと、今後様々な人間関係を構築していく上でも参考になるでしょう。