カール・ロジャースの「2:7:1の法則」

いつも人間関係で疲弊しているという人は、カール・ロジャースの「2:7:1の法則」というのを知っておくと無駄に悩むことがなくなるでしょう。

なぜなら、自分を取り巻く人間関係について割り切ることができるようになるからです。

いつも人間関係で疲れ切ってしまう人は、ぜひ参考にしてみてください。

2:7:1の法則

仮にあなたの周りに10人いたとしたら…… 

2人は気の合う人
7人はどちらでもない人
1人は気が合わない人 

これが、カール・ロジャースの「2:7:1の法則」です。

まぁ人間関係は大体こんなものですよ、という目安みたいなものを提示してくれているわけです。

あなたのことを無条件で好きになってくれる人が10人のうち2人ぐらいいるでしょう。

また、あまり関心を持っていない人たちが7人くらいいるでしょう。
この人たちはその時によってあなたの味方になったり敵になったりします。

そして1人は、あなたを無条件に嫌う人がいるというわけです。 

全員に好かれるのは無理

つまり、10人のうち1人くらい相性の悪い人、あなたのことを嫌ってくる人がいたとしてもそれが普通なのです。

全く落ち込む必要などないのです。

また、大多数の人があなたに無関心でも自分の存在の無価値感を感じる必要はありません。

それが普通です。 

人間関係に苦しむ人は、他人に多くを求めすぎたり人間関係の理想が高すぎるのかもしれません。

そんな時は、この「2:7:1の法則」を思い出して「まぁこんなもんか……」と割り切ってしまいましょう。

多くを求めすぎて苦しむのではなく、ある程度割り切ってしまえば人間関係はずっと楽になるはずです。

全員に好かれようと思って八方美人になっていると、かえって誰からも好かれなくなってしまうものです。


カテゴリ モチベーション理論
 タグ  人間関係

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