ドリームキラー

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ドリームキラーとは?

ドリームキラー(Dreamkiller)とは、あなたの夢や目標の達成を阻もうとする人のことを指します。

あなたも誰かに自分の夢や目標を語った時、次のような言葉を投げかけられて憤りを感じた経験があるのではないでしょうか。

「そんなのお前には無理だ」
「もっと現実的になれ」

これにより、夢や目標に向け挑戦しようとしていたあなたの気持ちは打ち砕かれたはずです。 そして、怒りがこみ上げてきたり、悲しい気持ちになったのではないでしょうか。

あなたの語った夢や目標を頭ごなしに否定し、あなたを嫌な思いにさせたその人こそ「ドリームキラー」と呼ばれる人です。

ドリームキラーの特徴

ドリームキラーは、あなたの夢や目標をハナから無理だと決めつけ、諦めさせようとします。彼らがあなたの夢を潰すために使う手法は次のようなものです。

・助言、アドバイス
「これはあなたのために言ってるんだよ」「失敗したらどうするの?」「そんなに甘くないよ」
・嘲笑、さげすみ
「バカじゃないの?」「そんなことあなたにできると思ってるの?」「そんなの叶うわけないよ」
・断定、命令
「そんなこと絶対に無理だ」「諦めなさい」

あなたの夢や目標に対する思いに配慮することなく、頭ごなしに否定的な言葉を投げかけてきます。

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友人がドリームキラーになるケース

友人がドリームキラーになるケースは、大抵その裏に嫉妬や妬みの感情が隠れています。彼らは、あなたが成功することはもちろん、チャレンジすること自体喜ばしく思っていません。できるだけ現状にとどまらせて自己満足しようとしているのです。

彼らは、あなたを応援するどころか、本音では逆に失敗することを望んでいます。しかも、そのことに自分自身でも無自覚なので、そのことに罪悪感も感じません。むしろ、自分の自己満足や欲望のためではなく、本当に相手のために言っているんだと思い込んでいるので厄介です。

中には、「あいつ、あんなアホみたいなこと言ってた」なんて周囲に吹聴して回るなんて行動に出ることもあります。

普段から愚痴や嫉妬が多いタイプの人は、ドリームキラーになりやすいと言われます。 そうした友人は、時にあらゆる手を尽くしてあなたの夢を阻もうとしてくるので注意しなくてはなりません。

ただし、単純にあなたがどこか別のところへ行ってしまうことを寂しがって、そんな反応をしてしまっているという場合もあります。この場合は、本人がそこのことを自覚すれば、ドリームキラーをやめ、あなたの夢を心から応援してくれるようになってくれるかもしれません。

親がドリームキラーになるケース

子供の夢を親が反対するケースは昔から幾度となく繰り返されてきました。もはや「定番」「お決まりのパターン」と言っても良いかもしれません(笑)

なぜ、いつもこうしたことが起こるのでしょう?
もちろん、子供の幸せを願わない親はいません。しかし、だからこそ親は時としてドリームキラーになってしまうのです。

・世代の違い
親と子供では生きてきた時代が30年近く違うので、価値観や常識が違っていて当たり前です。
・幼い頃の記憶
親はあなたがまだ幼く何もできなかった子供時代のことをよく覚えています。今でもその時の残像をあなたの中に見ていて、あなたのことが心配なのです。だからつい口うるさく、時にドリームキラーになってしまうのです。
・自分の体験
多くの親が同じように若い頃に夢を追いかけたものの、それが叶わず今の暮らしに落ち着いています。夢を叶えられるのは一握りだと経験上わかっています。だから同じような失敗をして欲しくないと思い、ドリームキラーになってしまうのです。

親がその親心からドリームキラーになる心理、少しは理解できたでしょうか。
ただし、中には個人的な理由でドリームキラーになる親も存在します。 「まだまだ私から離れていって欲しくないから」といった心理です。 子離れできない親の心理とも言えます。

「あなたのためを思って」はドリームキラーの常套句

ドリームキラーは、「あなたのためを思って」と言う言葉を隠れ蓑にして、あなたに夢を諦めさせようとしてきます。でも明らかに自分の目的を果たすために動いています。 善意だと偽装して、相手をコントロールして自分の欲望を満たそうとしているに過ぎません。

ドリームキラーは、あなたの情に訴えてきたり、罪悪感を持たせるようなことを言ってくることがあるでしょう。だとしても、彼らの言いなりになってはいけません。彼らのためにあなたの夢や目標を諦めてはいけません。自分の人生は自分で選択してください。

ドリームキラーの対処方法

ドリームキラーにはどう対処すべきでしょうか?

たいてい真っ向から対決するのは得策ではありません。互いに感情的になって交渉は決裂、親子なら家出や勘当、友人なら喧嘩や絶交といった所まで発展する可能性が高いからです。彼らは自分がドリームキラーになっていることに無自覚なので簡単には折れてくれません。

最も良いのは、ドリームキラーにはあなたの夢や目標を言わないことです。もし話すのなら、それをあなたと同じくらい大事に扱ってくれると確信できる人だけにしましょう。誰もが自分の大事にしている夢を同じように大事に扱ってくれるとは限らないのです(あなたの中に芽生えた小さな夢はとても弱々しいので大事にしてあげないとすぐに死んでしまいます)。

もうすでに言ってしまっているのなら、毅然とした態度でこう言いましょう。「忠告ありがとう。でも私の人生だから自分のやりたいようにやるよ」と。

もしそれでもドリームキラーがあなたの夢を阻もうとするのなら、その時はどちらかを選択するしかないでしょう。自分の夢を追いドリームキラーと距離を置くか、夢を諦めてドリームキラーと仲良くやっていくか、どちらかを。

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