単純接触効果〜会えば会うほど好きになる

人間は、知らないモノや人に対しては警戒心を抱きます。
しかし、それに接触する回数が増えると徐々に警戒心が薄れ、次第に好意を持つようになるものです。

こうしたことを心理学では『単純接触効果』と呼びます。 

人であれば、何度も顔を合わせていればだんだん親近感を持つようになりますし、商品であれば、店頭で何度も目にするうちに買ってみようかと思うようになるわけです。 

企業が繰り返しテレビCMなどでブランド名や商品名をアピールするのも、この「単純接触効果」を狙っているからです。
テレビCMを通じて何度も接触することで、消費者に親近感を持ってもらおうとしているのです。 

もしあなたが腕利きのセールスマンなら、顧客と接触する回数が売り上げに比例することを知っているはずです。 

また、遠距離恋愛している相手より、身近にいる相手のことを好きになってしまうのも「単純接触効果」が働くからです。 

とってもシンプルな原理ですが、人は接触回数が増えるほど心が通っていくのです。
このことを覚えておけば、仕事や恋愛において、何か役に立つことがあるかもしれません。


カテゴリ モチベーション理論
 タグ  人間関係

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