ハイヤーセルフの意味とは?【3分で解説】

「ハイヤーセルフ」とは「高次の自分」という意味です。

もう少し言うと「個を超えたより高い次元の意識レベル」ということになるでしょう。

ちょっと現実世界とはかけ離れた概念なので、胡散臭いと感じる人もいるかもしれませんがスピリチュアルの世界でよく使われる言葉です。

「ハイヤーセルフとつながる」ということは、私たちが普段生活している日常生活のレベルではなく、魂レベルを超えたその先の意識状態とつながることを意味します。

それがどんな感覚で、そこに何を見出すのかは人それぞれですが、自分を超えた何かとつながる感覚というのは共通しています。

それが神なのか、守護霊なのか、宇宙やそれともまた別のものなのかわかりませんが、自分を超えた高次の意識、それがハイヤーセルフです。

以下でさらに詳しく解説します。

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目次

降りてきた!

アーティストの中には、素晴らしい作品を創り上げた時「降りてきた」と表現する人がいます。

「この曲は急に何かが降りてきて3時間でできたんです ── 」

インタビューでそんな発言をしているのを、多くのアーティストから異口同音に何度も聞いたことがあります。

きっとその時、そのアーティストはハイヤーセルフと繋がったのでしょう。

彼らは「湧き上がってきた」とは言いません。
「降りてきた」と表現するのはまさにそのためです。

自分を超えた上の方(別の次元)から作品のインスピレーションが降りてきた感覚があったというわけです。

チャネリング

チャネリングとは、チャネラーと呼ばれる人が霊的な存在と交信してメッセージを受け取り、それ伝えるという行為です。

その霊的な存在のことをハイヤーセルフといっても良いかもしれません。

伝統的には「シャーマン」や「霊媒師」などと呼ばれる人たちがその役割を担ってきましたが、現代でもチャネラーと呼ばれる人たちは数多く存在しています。

もっとも、そのチャネラーたちが本当にハイヤーセルフと繋がっているのかどうかはわかりません。

中には単なる思い込みをしているだけの人や、商売としてやっているだけの人もいるでしょう。
(偽物のチャネラーや占い師を全面的に信頼して全財産を奪われる人もいるので、信じやすい人は注意してください)

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祈り

「祈り」というのも、ある意味で「ハイヤーセルフ」とつながる行為と言っても良いでしょう。

個を超えて、より大きな存在に身を委ねる行為だからです。

ちなみに、神社で「宝くじが当たりますように」と手を合わせるのは「願かけ」であって、ここで言っている「祈り」とは少し意味合いが違います。

ここでいう「祈り」とは無為なものです。
ただ手を合わせる。
何かのメリットを求めて行う行為ではありません。

そこにあるものがあるとすれば「畏敬の念」や「感謝の気持ち」ぐらいのものです。

そうした行為はハイヤーセルフとつながる瞬間と言えるかもしれません。

最後に

ここではハイヤーセルフという言葉について解説してきました。

やや胡散臭いイメージのつきまとう言葉ですが、一言でハイヤーセルフといってもそれは日常に近いものから怪しげなものまで含まれていました。

祈りや創作活動など、日常に近いところでのハイヤーセルフは、もっと積極的に繋がっていっても良いものだと思います。

それにより、精神の安定や別次元のインスピレーションなど様々な恩恵もあります。

一方、チャネリングなどのディープな方のハイヤーセルフは、その取り扱いや関わり方に注意が必要です。
現実逃避的にハイヤーセルフにすがろうとするのはお勧めしません。

その世界に興味がある人は、盲目的に依存することないよう慎重に探求していくことをお勧めします。

本来、こうした自分を超えた霊的な存在を感じる体験は、お祭り、神社、季節の行事などを通して我々日本人の生活の中には普通に存在していました。しかし、霊感商法などの詐欺行為がこうした霊的なものを装って行われたことよって怪しげな印象になってしまいました。


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