人付き合いに疲れる6つの理由とその対処法

人付き合いに疲れる…そんな風に感じることがあります。
そんな時、「そんなことじゃダメだ」と自分を責めたり、無理やり自分を奮い立たせて頑張ろうとしたりしてしまうことはないでしょうか。
「社交的であること」が美徳とされる風潮があるなかで、「社交的な自分」というものを演じ続けている人もいます。
もちろんそうしたことが必要な場合もありますが、長い人生でそればかりやっていると本当に疲れ果ててしまいます。
そうならないためにも、自分に合った「適切な人付き合い」というものを一度立ち止まって考えておく必要があります。
ここでは「人付き合いに疲れる6つの理由とその対処法」を紹介していきます。
目次
理由① 人と会うと疲れるタイプ

人付き合いの許容量がキャパオーバーしてるのかも?
人付き合いに疲れる理由は、そもそもあなたが内向型で人と会うと疲れるタイプの人間なのかもしれません。
人間には外向型と内向型の二つのタイプが存在します。
外向型の人は、疲れた時に人と会うことで元気になります。
だから一人になると元気がなくなる。
一方、内向型の人は、疲れた時は一人になりたいと思います。
一人になって元気を充電するタイプだからです。
あなたは内向型なのかもしれません。
つまり、人付き合いの許容量がキャパオーバーしているから疲れているというわけです。
そんな場合は、人付き合いを限定して、意識的に一人の時間をもっと持つようにする必要があるでしょう。
人付き合いの量を自分にあったものに調整しましょう。
全ての人と仲良くする必要はありません。断ることを覚えましょう。
理由② 価値観が合わない

合わない人と会っているかも?
価値観が全く合わない人と付き合うのはひどく疲れます。
興味関心を示すものも考え方もまるっきり違う場合、常にどちらかが妥協しなくてはならないので疲れるのです。
こうした場合、その人間関係の間で心理的な主導権争いが起きる事も珍しくありません。
そして、妥協するのがいつも自分であればストレスは溜まる一方です。
本当は行きたくない場所に行き、やりたくないことをやり、話したくないことを話す、なんてことをやっているのかもしれません。
互いに価値観の違いが尊重できる人であればまたそれもありですが、それができないのであれば無理に会う必要はないでしょう。
疲れるのがわかってますから。
価値観が違う人と「どちらが正しい」とか「こうすべきだ」などと真っ向から対立しても、たいてい不毛な争いになりますから避けたほうが無難です。
人間関係は「広く浅く」ではなく「狭く深く」の方が、あなたには合っているかもしれません。
理由③ 自分がいつも犠牲になる

いつも犠牲になってるから疲れるのかも?
その人といると、自分がいつも犠牲になっていると感じる場合があります。
あなたのことを相手がいいように利用しているケースです(あなたが自ら犠牲になるような態度や行動を取っていることもあります)。
自分がラクする為だったり、優越感を満たすためにあなたを利用している場合、その人と会うとものすごく疲れるでしょう。
損な役まわりばかりやらされるからです。
こうした相手とは関係を断つのがベストです。
相手はあなたの優しさを巧みに利用している可能性が高いですから、これからもあなたを犠牲にして何かメリットを得ようと考えているはずです。
本人にはあまり自覚がないかもしれませんが、こうした人は結構いますから気をつけないといけません。
不要な人間関係は断捨離しましょう。無理して付き合う必要はありません。
理由④ 愚痴や悪口ばかり

エネルギーが共鳴しないから疲れるのかも?
愚痴や悪口、噂話が大好きな人たちがいます。
あなたもそうなら問題ありませんが、そうでない場合はひどく疲れるはずです。
そうした話の輪に加わっていると、どんどん自分のエネルギーが吸い取られて行くのを感じるかもしれません。
そこにある怒りにも似たエネルギーが、あなたの内側のエネルギーと全く共鳴しないからです。
それで疲れてしまうというわけです。
そうした話になったらうまく話をそらしたり、話に加わらないといった工夫が必要です。
そっとその輪から出てしまうというのも自分のために大切な対処法です。
もし付き合わなければならない場合は、オンとオフを使い分けて乗り切りましょう。
理由⑤ 気にしすぎて疲れる

気を使い過ぎているのかも?
人が自分をどう思っているのか気にしすぎて疲れるという場合もあります。
「もしかしたら嫌われてるかもしれない」とか「嫌われないようにしなきゃ」などと考えながら人と会うのはとても疲れます。
常に自分の言動に気をつけていなくてはなりませんからリラックスできません。
やっぱり、リラックスしてありのままの自分を出せる人間関係がベストです。
それが全くできないのであれば、その人間関係は疲れるということになります。
「最悪、嫌われてもいいか」と思えると人間関係はだいぶラクになります。
他人との心理的に適切な距離感を保ちましょう。「私は私、あなたはあなた」と割り切って考えると少し楽になるかもしれません。
理由⑥ 悪いところばかり目がいく

欠点ばかり気にしてるのかも?
誰と会っていても疲れる場合、あなた自身にも問題があるのかもしれません。
人の悪いところばかり気になったり、欠点ばかり探していると、どうしたってその人は嫌な奴に見えますから会うのも話すのも疲れてしまうでしょう。
というより、全ての人間が嫌いになってしまうかもしれません。
「人の良い面を見よう」と意識的にアンテナを張っておくことも大切です。
まとめ
ここでは、人付き合いが疲れる理由とその対処法について書いてきました。
人間にとって、人付き合いというものはとても大切なもので、生きていく上では切っても切り離せないものですから、ないがしろにはできません。
だから、自分に合った適切な人付き合いができるようになる必要があります。
特に、人付き合いが苦手という人はこうした人付き合いのスキルを身につけておくことが自分を守る上でも大事になってきます。
改めて、次の6個のポイントを押さえておきましょう。
きっと役に立つはずです。
- 不要な人間関係は断捨離する。無理して付き合わなくていい。
- 人間関係は「広く浅く」より「狭く深く」。
- 全ての人と仲良くする必要はない。断ることを覚える。
- 一人の時間、ペースを大切にする。
- 人との適切な距離感を保つ(私は私、あなたはあなた)。
- オンとオフを使い分ける
▼関連情報
誘いを断るための定番フレーズなど「上手な断り方」
人間関係の苦しみから救われたという声多数「ゲシュタルトの祈り」
このサイトは、生き方・働き方を模索する人のためのWEBマガジンです。月間300万pv。運営者はこうの ひろゆき(パーソナルコーチ)。
→もっと見る | 仕事依頼
Follow
メールマガジン
才能診断テスト
あなたの才能が「見える化」される。全世界で2000万人以上が受けた才能診断ツールをベースにした本格派。私の本が出版されました!!
9割の人は自分の”心の使い方”を知らないために人生損しています。