星野富弘の詩〜いのちより大切なもの
「いのちが一番大切だと思っていたころ
生きるのが苦しかった
いのちより大切なものがあると知った日
生きているのが嬉しかった」
星野富弘(ほしの とみひろ)
詩人・画家。1946年生まれ。不慮の事故で首から下の自由を失うものの、口にくわえた筆で描いた花々の絵と詩が、人々に感動を与えている。
ワンポイント解説
私たちは、子供の頃から何度も何度も命の大切さを教えられて育ちます。
もちろん、それを否定するつもりはありません。
しかし、「いのちが一番大切だ」という価値観はときに私たちを縛ります。
「いのちを大切にしましょう」というメッセージは、どこか「死に対する恐れ」を私たちに植え付けます。
また、その正しさの奥には「常識的に生きなさい」という道徳的メッセージも込められている気がします。
それは、私たちにリスクを恐れさせ、挑戦をためらわせます。
そして、必要以上に無難で常識的な選択をさせます。
その結果として、物質的には満たされているのに心はどこか満たされない、といった状態が起こるのかもしれません。
私たちが生きる目的は、1秒でも長生きすることではないはずです。
命を粗末にしてはいけませんが、大事にしすぎるとかえって生きているか死んでいるかわからないような毎日を過ごすことになってしまうんじゃないでしょうか。
何かに執着すると苦しくなると言いますが、それは”いのち”に関しても言えることなのかもしれません。
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