人生遠回りは決して悪くない
自分の人生、遠回りばかりだな……
そんな風に考えてしまうことがあります。
でも、遠回りは決して悪いことじゃありません。
むしろそれが近道であることだって少なくはないんです。
不器用に歩んで来たその道こそ、あなたにとっては最良の道かもしれません……。
ここでは「人生遠回りは決して悪くない」ということについて書いていきます。
目次
近道は他人の道
将来を見通すことは誰にもできません。
人生は常に足元しか見えない山道を歩むようなものです。
したがって私たちはどこか不安で、つい正解や近道ばかり探してしまいます。
もちろんそれが悪いわけではありません。
でも、正解や近道ばかり探していると、どこかで自分の人生に虚しさを感じるようになるでしょう。
なぜなら、それは他人の道(他人が敷いたレール)を歩んでいるに過ぎないからです。
本当の人生はそんなに平坦で真っ直ぐな道ではありません。
つまずいて、転んで、回り道して、寄り道して……。
それで泣いて、笑って、這いつくばって不器用に前に進んでいく……。
── それこそ人生の醍醐味というものです。
そこには正解や近道では味わえない人生の味わいがあります。
人生に無駄なことはない
たとえ、やることなすこと上手くいかなかったとしても起こることには必ず意味があります。
その時は意味が分からなかったとしても、後で必ずわかる時が来ます。
「あぁ、あの時の苦労はこのためだったのか」
── きっとそう思う時が来るでしょう。
アップル創業者のスティーブ・ジョブズもスタンフォード大学の卒業式でのスピーチで次のように発言していました。
将来をあらかじめ見据えて、点と点をつなぎあわせることなどできません。できるのは、後からつなぎ合わせることだけです。だから、我々はいまやっていることがいずれ人生のどこかでつながって実を結ぶだろうと信じるしかない。
(スティーブ・ジョブズ)
人生に無駄なことなどない。
経験は必ず将来のどこかでつながる。
そう信じて今の自分の取り組みを疑わず全力で行え ── ということです。
全力で取り組んだ「今」の積み重ねが、あなたをより良い未来へと導いてくれるのです。
人生遠回りするほどその後の人生が豊かになる
人生は最短ルートで歩まなくてもいいんです。
むしろ遠回りるほど、その後の人生が豊かなものになります。
遠回りしたことでしか見られない景色はあなたに奥行きを与えてくれるでしょう。
自分のやり方で道を切り開いた喜びはあなたに人生の意義を教えてくれるでしょう。
失敗しながら不器用に這いつくばって進んだ経験はあなたに優しさと寛容さをもたらすでしょう。
長い人生、寄り道や遠回りも悪くありません。
いや、むしろそれがなければ本当の人生を歩んでるとは言えません。
遠回りしたことでしか見られない景色があります。
遠回りはむしろ近道
きっと最初は皆、効率よく人生を歩もうと正解を求めるでしょう。
……でもやがて、それじゃあ上手くいかないことを知るのです。
他人の道をなぞっても薄っぺらい人生を歩むだけです。
失敗しながら自分の道を歩んでこそ本当の人生。
その先に本質的な喜びが待っています。
人生遠回りは決して悪いことじゃありません。
それはむしろあなたにとっての近道です。
まとめ
人生で効率や近道ばかり追い求めると「他人の道」を歩むことになってしまいます。そうなるとどこかで虚しさを感じることになります。
例え失敗しても人生で起こることは必ず意味があり、その経験は将来どこかで繋がります。人生に無駄なことはないのです。
むしろ人生遠回りするほど、その後の人生が豊かになります。
遠回りはむしろ近道です。
人生遠回りもなかなか味があっていいんじゃない?
── そう思って、不器用でもヘタクソでも前を向いて進んでいきましょう。
人それぞれ、その人の人生のペースというものがあります。
遅咲きの人生
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