ストレングス・ファインダー
信念とは?その特徴や強み

信念:揺るぎない価値観を持ち、安易に妥協しない。
「信念」の資質が高い人は、核となる普遍的な価値観を持っています。これらの価値観は、その人の人生に明確な意義をもたらします。
何に価値を見出すかは人それぞれですが、どんな誘惑にもブレずに自分が信じるこだわりを貫こうとします。
そして、使命感を抱いた仕事に情熱を注ぎ込みます。
「信念」の特徴

- ■核となる強い価値観を持ち、その価値観を実現することが人生の目的となる。
- ■一貫性があり多くの人から信頼される。
- ■関心のある事柄については使命感を持って情熱的に取り組む。
- ■責任感と倫理観が強い。
本質
核となる価値観に情熱を持ち妥協しない。
行動の傾向
重要なことのためには犠牲もいとわない。
周囲にもたらすもの
安定性、明確さ、信念。
必要なもの
生きる理由や目的。
好きなもの
利他の精神。
嫌いなもの
自分の信念と合わないもの。

強い意思を持った伝道者のようなイメージです。
「信念」あるあるエピソード
道しるべとなる
チームが方向性に迷い、あれこれ試行錯誤しているとき、信念の資質を持つ人が静かに口を開き「私たちの信じる理念はここにあります。これを忘れずに進みましょう!」と一言で全員の心に火がつく。
信念の資質を持つ人は、常に自分のコアな価値観を軸に行動するため、時に熱く、時に厳格に周囲をリードします。
「説教臭い」と思われることもありますが、その芯の強さはチームや仲間にとって頼もしい光となり、難局を乗り越える大きな原動力となるのです。
「信念」の適職
信念の資質を持つ人は、自分の価値観をしっかりと持ち、使命感をもって邁進することができるため、例えば次のような仕事に向いています。
- 教師
- 政治家、ジャーナリスト
- NPO、NGOスタッフ
自分の価値観に合わない仕事につくことは避けた方が良いでしょう。
「信念」の資質が高い人によくある失敗
資質の特徴が無駄に強く出てしまうと次のような失敗を犯しやすいので注意が必要です。
- いつも自分が正しいと思いがちになる。信じている価値観が強く揺るがないため、つい自分の考えこそが正解だと思い込みやすくなります。
- 自分の信念を守るために、自己犠牲的になりがち。
- 自分のやり方に固執する。他の方法やスタイルをなかなか受け入れられないことがあります。
「信念」の資質が高い人の行動アイデア
資質の特徴を活かすために、例えば次のような行動を参考にしてみましょう。
- あなたの価値観に合う仕事や役割を積極的に探しましょう。自分が「意味がある」と感じられる仕事に関わると、強いモチベーションと持続力を発揮できます。
- 情熱や関心ごとを共有する人を見つけましょう。そして、その人たちと時間を過ごしてみましょう。価値観が通じ合う人との時間は、得るものが多いでしょう。
- 自分が大切にしていることや価値観を言語化してみましょう。それにより軸がクリアになり、人に伝える力も強まります。
※このページは、認定ストレングスコーチの「こうのひろゆき」によるストレングス・ファインダー「信念」の解説です。
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