ストレングス・ファインダー
内省とは?その特徴や強み

内省:深く考える、もう一人の自分と対話する。
「内省」の資質が高い人は、常に深く考え、思索を巡らせています。もう一人の自分と対話しながら、自分の腹に落とし込むまで考え抜きます。
知的な活動に多くの時間を費やし、より深く本質的な答えにたどり着くことができます。
したがって、ものごとを一人で考える時間をある程度持てないとストレスが溜まってしまいます。
「内省」の特徴

- ■頭脳活動に多くの時間を費やす。
- ■考えるのが好きで本質的なところまで深く考える。
- ■孤独に強く一人の時間を大切にする。
- ■知的で哲学的な会話が好き。
本質
概念的で本質的な思考。
行動の傾向
思考を行動と同義とみなす。
周囲にもたらすもの
奥深い理解。
必要なもの
一人で考える時間。
好きなもの
知的な討論。
嫌いなもの
何も考えないアプローチ。

穴を深く掘るようなイメージです。
「内省」あるあるエピソード
突然、思考の世界へ旅立つ
会議中、司会が「○○さん、どう思います?」
内省の資質持ちの人(ハッ…!やばい、考えすぎて発言のタイミングを逃した…!)
頭の中では壮大な仮説と論理を展開していたのに、アウトプットの機会を逃してしまう。
ただし、発言すると深くて鋭い意見が飛び出し周囲の人を感心させる。
内省の資質を持つ人は、常に思索を巡らせ、深い洞察を持っています。一人の時間を大切にし、物事の本質をじっくり考え抜くのが得意。
「内省」の適職
内省の資質を持つ人は、ものごとを深く洞察して考えることが得意なため、例えば次のような仕事に向いています。
- 学者、研究者
- 作家
- クリエイティブディレクター
たくさんの人と接したり、状況に応じて臨機応変に対応しなければいけない環境はあまり向いていません。
「内省」の資質が高い人によくある失敗
資質の特徴が無駄に強く出てしまうと次のような失敗を犯しやすいので注意が必要です。
- 考えることに時間を使い過ぎて行動が遅い。
- 思索に没頭しすぎて、人との交流がおろそかになる。
- 考えてから行動するので臨機応変な対応が苦手。
- 「なぜそれをするのか」の意味が見えないと、やる気が出ない。
- 思考が厳密で融通が利かない。正しさを追求するあまり、柔らかさや共感が不足してしまう。
「内省」の資質が高い人の行動アイデア
資質の特徴を活かすために、例えば次のような行動を参考にしてみましょう。
- 哲学や文学、心理学の勉強をすると、思考が刺激されて楽しいと感じるはずです。
- 知的な会話ができる仲間を見つけて話をしましょう。相互に刺激を受けるでしょう。
- 自分には一人で考える時間が必要だということを、周囲にあらかじめ伝えておきましょう。他の人はあなたのことをよそよそしい人だと思っているかもしれません。
- プロジェクトの発案など初期段階に携わると、あなたの知見や洞察力を活かすことができるでしょう。
- 思考のアウトプットを意識しましょう。思考を「溜め込む」だけで終わらせず、「伝える」ことにも意識を向けましょう。
※このページは、認定ストレングスコーチの「こうのひろゆき」によるストレングス・ファインダー「内省」の解説です。
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