ストレングス・ファインダー
指令性とは?その特徴や強み

指令性:事態打開のためには対立も恐れず、主導権を握る。
「指令性」の資質が高い人は存在感があります。状況の主導権を握り、対立を恐れず決断を下します。
曖昧な状況を好まないため、物事をハッキリさせたいと考えます。
自分自身が主体的に行動する人もいれば、人への指示・誘導が上手いタイプもいます。
いずれにせよ、はっきりとしたリーダーシップで場の流れをコントロールし、迷いや混乱を断ち切る存在です。
「指令性」の特徴

- ■存在感があり自然に主導権を握る。
- ■対立を通して明快さを作り出す。
- ■通常なら避けたり語られることのないものに光を当てる能力がある。必要なことは何でも口にする。
- ■他人にもリスクに挑戦することを迫る。
本質
率直で断固とした態度をとる。
行動の傾向
押されたら押し返す。
周囲にもたらすもの
果敢さと感情の明確さ。
必要なもの
課題と衝突。
好きなもの
コントロール不能のように見える状況を統制すること。
嫌いなもの
消極性と回避。

ハンドルを握るリーダーのようなイメージです。
「指令性」あるあるエピソード
堂々と舵を取り、周囲を一気に引っ張る
突然のシステムトラブルで混乱する中、指令性のある人は一歩前に出る。
「皆、落ち着いて!まずはこの手順で対応しましょう!」と、明確な指示を出す。
その的確なリーダーシップに、同僚たちは「君のおかげでパニックにならずに済んだ!」と感謝。迅速な対応で問題が解決する。
指令性の資質を持つ人は、どんな場面でも迷いなくリーダーシップを発揮し、必要な決断を即座に下します。
その断固たる指示と自信に満ちた態度は、周囲に安心感と活力を与え、効率的に物事を前に進める大切な原動力となります。
「指令性」の適職
指令性の資質を持つ人は、困難な状況でも主導権を握り決断を下す力があります。したがって、例えば次のような仕事に向いています。
- チームリーダー
- 政治家
- セールス
他人をサポートするような仕事には不向きである可能性が高いです。
「指令性」の資質が高い人によくある失敗
資質の特徴が無駄に強く出てしまうと次のような失敗を犯しやすいので注意が必要です。
- 常に主導権を握ろうとしてしまう。自分はそんなつもりなくても、他の人が意見を出しづらくなるような空気を作ってしまうことがあります。
- 言い方が強くなり、威圧的・偉そうと受け取られることがある。
- 周りにイエスマンばかり集まってしまい、意見が出ない静かなチームになってしまう。
- 言いにくいことを言える自分に過信してしまう。率直な指摘は強みですが、正論が相手に届くとは限りません。
「指令性」の資質が高い人の行動アイデア
資質の特徴を活かすために、例えば次のような行動を参考にしてみましょう。
- 対立をも恐れないその能力を本物の説得力にするため、言葉選びや声のトーン、話し方を磨きましょう。
- 人を説得する職業を探しましょう。セールスや交渉、リーダー職など、「自信」「主導力」「決断力」が求められる仕事で力を発揮できます。
- ピンチのときこそ、あなたの出番です。危機に陥ったときは指令性の資質を使いましょう。主導権を握るあなたの姿勢が周囲の人たちを安心させます。
- 反対意見を受け止める技術を磨きましょう。議論の場で一方的にならず、相手の論点をまず肯定的に要約してから意見を述べると信頼が高まります。
※このページは、認定ストレングスコーチの「こうのひろゆき」によるストレングス・ファインダー「指令性」の解説です。
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