ストレングス・ファインダー
調和性とは?その特徴や強み

調和性:衝突を避け、対立を起こさないように振る舞う。
「調和性」の資質が高い人は意見の一致を求めます。衝突を嫌い、異なる意見でも一致する点を探ります。
バラバラになるより、皆が同じ目標に向かえるよう調整しようとします。
対立が生じた場合には、異なる立場の人にも耳を貸すことができる有能な聞き手となります。
「調和性」の特徴

- ■衝突や摩擦を避け共通点を見出そうとする。
- ■対立を減らし和解(「WIN-WIN」)へと導く調停者。
- ■穏やかで落ち着いている。
- ■摩擦を軽減することで連携を強化する。
本質
穏やかで落ち着いている。
行動の傾向
感情のエネルギーの無駄遣いを無くそうとする。
周囲にもたらすもの
平和的で衝突を避けるアプローチ。
必要なもの
合意部分、共通の立場。
好きなもの
グループのために個人的な思惑は抑える。
嫌いなもの
不和がもたらす悪影響。

逆立つ毛を撫でて滑らかにするようなイメージです。
「調和性」あるあるエピソード
皆が一つになる環境を作り出す
複数の部署間で情報の伝達がうまくいかず、ぎくしゃくした雰囲気に。
「みんな、それぞれの部署で大変なことがあるんだよね。でも、こうしてお互いの話を共有するだけで、ずっとスムーズにいくはず!」
調和性の資質を持つ人の提案で部署間のコミュニケーションが少しずつ増え、全体の一体感がアップする。
調和性の資質を持つ人は、意見の違いや対立が生じたとき、自然なやわらかさと気遣いで仲間同士の橋渡しをします。
「調和性」の適職
調和性の資質を持つ人は、異なる意見の一致点を探ることが得意なため、例えば次のような仕事に向いています。
- イベントコーディネーター
- ファシリテーター
- チームマネージャー
心理的安全性の高い職場環境で最も力を発揮できますが、自分自身がそうした環境作りに貢献することもできるかもしれません。
「調和性」の資質が高い人によくある失敗
資質の特徴が無駄に強く出てしまうと次のような失敗を犯しやすいので注意が必要です。
- 必要な場合でも他人との衝突を回避しようとする。
- 自分の考えをあまり表に出さないため、弱々しくみられてしまうことがある。
- 場の空気を良くしようと気を回しすぎて疲れてしまう。
- グループの中で静かに調整役をしているのに、目立たないため評価されづらい。
「調和性」の資質が高い人の行動アイデア
資質の特徴を活かすために、例えば次のような行動を参考にしてみましょう。
- 異なる視点を持つ人たちとの交流の輪を広げましょう。あなたは、価値観や立場の違う人たちを柔軟に受け入れ、橋渡し役として活躍できます。
- 日常的に人と対立することが多い職務は避けましょう。例えば大量に勧誘の電話をしなければならないセールスや競争の激しい職場での仕事は向いていません。
- 対立をさけ軋轢を解決する技術を磨きましょう。あなたはそれが得意なはずです。
- 会議などでは、ファシリテーター(進行役)としての役割を担ってみましょう。さまざまな立場の意見をうまくまとめ、建設的な場をつくる力があります。
※このページは、認定ストレングスコーチの「こうのひろゆき」によるストレングス・ファインダー「調和性」の解説です。
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