ストレングス・ファインダー
公平性とは?その特徴や強み

公平性:バランスを取り公平であることを重視する。
「公平性」の資質が高い人は、あらゆる人が平等に扱われる必要性を確信しています。
えこひいきや特別扱いを嫌い、明確なルールや仕組みを定め、それに従うことで全ての人が公平であることを目指します。
不正を嫌い、規則(ルール)を順守するため、組織においては信頼が厚い人物です。
「公平性」の特徴

- ■地位などに関係なく誰もが平等に扱われるべきだと確信している。
- ■誰か一人が特別扱いされることを望まない。自分勝手な人は嫌。
- ■役職や年齢、男女を問わず誰に対しても同じスタンスで関わろうとする。
- ■コネや賄賂などで不公正な利益を得る行為を心から嫌悪している。
- ■世の中に不公正を蔓延させず、公平な環境を保つ監視役を担う。
本質
個人のニーズよりグループのニーズを重視する。平等であることに価値を置く。
行動の傾向
相違を減らし平等性を高める。
周囲にもたらすもの
効率的で標準化されたルールや方針。
必要なもの
標準化されたルールや決まり事。
好きなもの
ルールを遵守する。
嫌いなもの
不要なカスタマイズ。

公平性の資質を持つ人はディズニー好きが多いと言われます。誰もが尊重される世界観に共感するのかもしれません。
「公平性」あるあるエピソード
かたよりを正す
一部の参加者が次々と意見をぶつけ、議論がかたより始めたとき…。「皆さん、一言ずつお話ししていただけませんか?」と、全員に発言の機会を確保。会議は活発なディスカッションの場に早変わり。
「公平性」を持つ人は、バランス感覚と温かい正義感で公平な場を生み出す名人です。
「公平性」の適職
公平性の資質を持つ人は、社会や組織が規則やルールにのっとり公正であることを望むため、例えば次のような仕事に向いています。
- 警察官などの公務員
- 安全衛生管理者
- NPO、NGO団体職員
不正や秩序を正したり、公平なサービス提供が求められる仕事、広く社会貢献できる仕事などで力を発揮しやすいでしょう。
「公平性」の資質が高い人によくある失敗
資質の特徴が無駄に強く出てしまうと次のような失敗を犯しやすいので注意が必要です。
- ルールに厳しすぎて柔軟性を欠いてしまう。人それぞれ事情がある場合も例外を許さないことがある。
- 人間関係や成果よりルールを優先しすぎる。
- グレーゾーンに弱い。ルールが曖昧だと判断に悩んで動けなくなる。
「公平性」の資質が高い人の行動アイデア
資質の特徴を活かすために、例えば次のような行動を参考にしてみましょう。
- 不利な条件下に置かれた人たちに本来の力を発揮する機会を提供する任務が向いています。
- 誰にとっても使いやすい仕組みやルールづくりが得意です。それらを作る役割を担いましょう。また、不正を取り締まったり、規則を守る任務も向いています。
- 「公平性×柔軟性」を意識して磨く。ルールに沿いつつも、人や状況に合わせて例外を認める判断ができると、あなたの信頼感はさらに高まります。
※このページは、認定ストレングスコーチの「こうのひろゆき」によるストレングス・ファインダー「公平性」の解説です。
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