ストレングス・ファインダー
成長促進とは?その特徴や強み

成長促進:可能性を見抜き、それを伸ばす。
「成長促進」の資質が高い人は、他人の成長に携わることが好きで、その人の「ポテンシャル=可能性」を鋭く見抜くことができます。
そして、その人が能力を伸ばせるようあれこれ働きかけます。
また、小さな進歩の兆候も見逃さず、その成長の証に満足感を得ます。
「成長促進」の特徴

- ■他の人たちが持つ潜在的な可能性を見抜き育成する。
- ■短所より「長所の伸びしろ」に着目し、誰も気づかない「小さな才能」を発掘する。
- ■他人の成長に携わることから満足感を得る。
- ■経験の浅い人にも辛抱強く接する。
- ■小さな向上の兆候も見逃さない。
本質
他人の成長から満足を得る。
行動の傾向
他人の可能性を見抜き育成する。
周囲にもたらすもの
人間の成長に全力を尽くす。
必要なもの
育成する対象となる人。
好きなもの
人の可能性と成長。
嫌いなもの
可能性を無駄にすること。

忍耐強く子供の成長をサポートする親のようなイメージです。
「成長促進」あるあるエピソード
挑戦の機会を後押し
「このプロジェクトは、君のスキルを大いに磨けるチャンスだ」と、成長促進の人は苦手な部分も成長の糧とするためのタスクを提案。「失敗しても大丈夫。挑戦する中で学んだことが、君をもっと強くするから」と温かく背中を押す。
提案された人は勇気を出して難題に挑み、成功体験を積むことでさらなる成長への足がかりとした。
全員の成長を見据えた情報共有会
定期的な情報共有の場で、成長促進の人は各メンバーの最近の成功体験や学びを「皆でシェアしよう」と提案。「君がうまくいった方法はきっと他の人にも役立つはず!」と、全員の成長を意識したフィードバックを促す。
チーム全体が互いの成功体験から学び、個々の成長が全体の力となってプロジェクトがさらに前進する。
成長促進の資質を持つ人は、周りの潜在的な可能性に敏感で、誰かが新たな一歩を踏み出すためのサポートや励ましを惜しみません。
「成長促進」の適職
成長促進の資質を持つ人は、人の可能性を信じ成長を促す力を持っているため、例えば次のような仕事に向いています。
- コーチ、トレーナー
- 教師
- 人事担当者
人だけでなくチームや企業の成長や発展が感じられる仕事で力を発揮することができます。
「成長促進」の資質が高い人によくある失敗
資質の特徴が無駄に強く出てしまうと次のような失敗を犯しやすいので注意が必要です。
- 自分より他人を優先して自分の成果が上がらない。
- 成果が出づらい相手や業績に結びつかないものに時間を浪費する。
- 本人の意志を尊重せず「成長してほしい」とプレッシャーをかけてしまう。
- 頼られすぎてキャパオーバーになりやすい。
「成長促進」の資質が高い人の行動アイデア
資質の特徴を活かすために、例えば次のような行動を参考にしてみましょう。
- 他人の成長に携わる職務を探しましょう。教師やコーチ、マネージャーなどは向いているはずです。
- 人の成功や成長に気付いたら、それを本人に伝えてあげましょう。あなたの働きかけが、彼らを後押しするでしょう。
- あまり見込みの薄い相手に時間をかけすぎないように注意しましょう。可能性を信じることはあなたの長所ですが、それが落とし穴になることもあります。よりチャンスのある状況を見逃しているかもしれません。
- 他人の成長には一生懸命にも関わらず、自分の成長を疎かにしてしまうことがあります。自分が持っていないものは人に与えられないことを覚えておきましょう。人を成長させたいなら、自分も成長する必要があります。
※このページは、認定ストレングスコーチの「こうのひろゆき」によるストレングス・ファインダー「成長促進」の解説です。
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